成長ホルモン ドーピング

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ヤンキースのロドリゲスが手に入れたものと失ったもの

2013年2月2日、アメリカのスポーツ界で衝撃的なニュースが報じられました。

 

大リーグ選手の10人以上がマイアミの医院でこっそり「成長ホルモン注射による筋肉増強ドーピング」を行っていたというのです。

 

しかもその中にはニューヨークヤンキースのスーパースターのアレックス・ロドリゲス、通称A.ロッドも含まれていたというのです。

 

 

さらに驚くのは、事件発覚から半年たって、2013年8月になって大リーグ機構が打ち出した処分です。

 

他の選手が50試合の出場停止を言い渡されたのに対して、ロドリゲスに出たのは211試合の出場停止でした。

 

けがからようやく復帰して、年棒に見合った働きを求められているところに持ってきてこの処分、やったことは悪いのですが、球団としても痛い限りですね。

 

 

この事件で大変問題となっていることは複数あります。

 

まず、1点目、A.ロッドは以前にも筋肉増強系のドーピングをしていたことを認めていて、そのときには禁止されていない時期の好意だったということで不問にされたのですが、それでも、「今後はドーピングが起きないように反ドーピングの広告塔として前面に立つ」という約束をしたうえでの処分保留でした。

 

だからすでに前科一犯の扱いにあった上での今回の事件ですから二回目ということで罪は重いのです。

 

 

そしてもう一点、こちらはなんとも困った話ですが、、、

 

ロドリゲスをはじめとした大リーガーに成長ホルモン剤とテストステロン剤の注射をしていたクリニックの院長が実は医者じゃなかったというのですね。

 

信じられないことに、何の免許も持たない人間が何十人もの大リーガーにホルモン剤投与を繰り返していたのです。

 

 

 

成長ホルモン製剤は筋力を上げ、気持ちと体力を若返らせる効果があることから、このようにスポーツ選手がこっそり使うほどアメリカでは人気のあるものです。

 

でもそこはお国柄、日本でそういう時代が簡単に来るとは思えません。

 

しかし、これを契機に「確かに効果があるからロドリゲスたちは危険な橋を渡ってでも注射したんだな、それならばれないなら打ってみたい」と考える人はいるでしょう。

 

 

そういう人たちに言いたい。

 

決して、安易な気持ちで成長ホルモンの個人輸入や怪しいクリニックでの注射に走らないようにしてください。

 

スポーツにおいてはドーピングとなります、バルセロナのメッシ選手のように低身長と診断された成長期の青年が投与されるのは医療行為ですけれども。

 

 

スポーツに関係なく、自分の若返りのために投与したいと考えている方。

 

きちんとした医療機関で相談の上で、必要にして十分な量を最短の機関で処方してもらうようにしてください。

 

医学的な判断の下で、法的に正しい形で投与を受けてください。

 

 

 

A.ロッドは確かに屈強な筋肉をいくばくか手に入れて、若々しさも取り返せたかもしれない。

 

でも、それと引き換えに彼が失ったもの、あるいはこれから失おうとしているものはあまりにも大きいと思うのです。

 

真似しちゃいけません。

 

 

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