成長ホルモン 牛肉

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牛肉と成長ホルモンの関係ってなに?

 

今回の記事は、中高年への成長ホルモン注射とその効果についての話題に集中して書いているこのサイトの中では話題の中心から外れるものです。

 

そしてさらにはネガティブ・キャンペーンともいえる話題になっています。

 

ですが、非常に大事な問題なので、ここであえて話題として記載してみましょう。

 

 

インターネットで「成長ホルモン」について検索してみると、検索結果の数ページ目から「アメリカの牛肉と成長ホルモン」についての話題が見つかり始めます。

 

さらには「アメリカの牛乳と成長ホルモン」の話題も頻繁に出てきます。

 

これ、どういうことかというと、アメリカでは仔牛や乳牛に成長ホルモン投与が行われていて、それが牛肉や牛乳に悪い影響を及ぼすのではないかと言われているからです。

 

 

遺伝子組み換えそのものを意味もなく恐れることは馬鹿げていますが、成長ホルモンでドーピングして食用動物を育てるというのは確かにちょっといやな感じがします。

 

アメリカのモンサント社が製造しているポジラックという注射薬が問題の代物です。

 

この組換え牛成長ホルモンrecombinant Bovine Growth Hormoneはアメリカで唯一FDAから認められている牛成長ホルモン製剤で、アメリカの畜産農家の約15%(17000戸)がこれを使用しているという話もありました。

 

(現在どうなのかはわかりません。)

 

 

これにより、全米の牛の約17%が、月2回成長ホルモン製剤を注射されているそうです。

 

高価な製品であるはずのrBGHですが、仔牛に注射すると、成長が促進されるため、飼料費用で見たコストパフォーマンスに優れるそうです。

 

 

ということでアメリカ産の牛肉は成長ホルモンドーピングを受けた仔牛が育った肉だったりするわけですね。

 

成長ホルモン自体はペプチドホルモンなので加熱したら分解され、それが残留する心配は不要です。

 

ですが、

 

「組換え成長ホルモン製剤を打たれた牛の肉は不自然なことが起きているのではないか?」

 

そう言う心配で騒ぎになっているわけです。

 

 

実際どうなのか、アメリカの複数の学会で検討した結果、

 

Survey of Retail Milk Composition as Affected by Label Claims Regarding Farm-Management Practices

 

1198 Journal of the AMERICAN DIETETIC ASSOCIATION c 2008 by the American Dietetic Association

 

http://blogs.das.psu.edu/tetherton/wp-content/uploads/jada-rbst-paper-july-2008.pdf

 

成長ホルモンを投与された牛の牛肉や牛乳の質は、普通に飼育された牛と大きくは変わらないというものでした。

 

(エストロゲンの濃度は二倍程度に高くなっているが、ほかに劇的に高いものはない)

 

(国産牛に比べるとアメリカ産の牛肉にはエストロゲンの残留濃度が600倍程度と非常に高い、という出典の不明な話もネットに出回ってますが、それはあり得ないと思います。
 女性ホルモンの数値が600倍になるような状態では牛そのものがまともに育たないと思います。
 また仮に、もしそうだとしても、それは成長ホルモン投与との関連性はなさそうですね。)

 

 

ということで、アメリカ産の牛肉や牛乳を摂取する場合は頭の隅にとどめておくのはいいとして、取り立てて怖いものではないと私は思います。

 

それ以前にBSEの問題があるので、私なら20歳以下の子供にはオーストラリア、ニュージーランド、そして国産牛以外の牛肉は食べさせませんけどね。

 

 

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